※97年1月頃hideさんが語った、「人生を一層楽しいものにするBIYAKU達のジャンル分けを超えたファイル」である。(全17FILE)
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YOSHIKI
(数々の逸話を残す、そして今も進行中。X JAPANのドラマー)
この男がいなかったらワタシ、この商売していない。
前のバンドやってた時に、丁度店長になれそうだったし、バンド解散したし、その時やってた美容師になろうと思ってたことがあって。
その時にYOHIKIに誘われて、Xに入ったんですよ。
それがなかったら、今頃僕は美容師でしたね。
まぁ、とにかくあの人は昔から噂の多い人で、Xというバンドも音楽は聴いたことあったし、ライブも見た事あったんだけど、実際には会った事なくて。
そこのライブハウスの人も、あのバンドとは関わらない方がいいよっていうから、俺の中では、ものすごい荒くれ野郎達の集まり(笑)だってイメージがあった。
で、XがTOSHIとYOSHIKIのふたりだけになって、メンバー募集してた時期があるんですよ。
その時にこれも何かの縁だとライブを見に行ったんだけど、ライブはやっぱり荒くれ野郎。
ところがYOSHIKIに会いに行ったら、なんか外国人の子供みたいな人(笑)がニコニコしながら近づいてくる。
それがあの人だった。
「あ、hide君でしょ?」なんてね、
その時のイメージがすごく魅力的だった。
ものすごくいろんなこと言われてる人って、会ってフツウだと、ものすごくいい人だと思っちゃうじゃん。
その3倍くらいのギャップがあったから、妙に気になって、それからよく遊ぶようになって、ますます魅せられたというか。
ただ、会ったらいい人だったというだけじゃなくて、よく言われてるカリスマ的な部分も普段から一緒にいると、それはそれであるのが良くわかる。
数々の逸話があるけど、その90%はホントだし、実際はもっとあったりもする。
それだけじゃ一緒にいられないけど、俺は彼のキュートな部分にもひかれている。
特技は「YOSHIKIと遊ぶこと」って、書いてたことがあるくらい、俺としては楽しんでるんだけど、スタッフさえもそういう彼の魅力を充分に知らない人がほとんどみたい。
CAUTION!!!
要注意ポイントは、それこそ数え切れないほどあるから、ここで言うのは大変(笑)
ツアーとかに行くと、昔から俺とYOSHIKIは相部屋だったのね。
だから、たいてい俺が朝起すことになるんだけど、結構すぐ起きるから、俺は寝起きの良い人だと思ってた。
けど、他の人にとっては、朝YOSHIKIを起こすことが大きな問題になっているらしい。