こんにちは、SeaBirdです🐣

今回チバカン楽器さんからお借りしたのは

BOSSのエフェクターでもレアな2機種。

DM-2(右)とDSD-3(左)

この2機種、悲運なエフェクターというか

実はあんまり売れてないんですよね。

なので逆にレアになっているという。。。

DM-3は1984年に発売されたアナログのディレイです。(現在廃版)

前段のDM-2は当時爆発ヒットして、今尚人気が高いエフェクターですが

DM-2の後に「DD-2」というデジタルディレイが82年に発売されており

時代がデジタルに流れつつあったようです。

そのためアナログの需要がなくなってきて、結果売れなかったと。

そして、1986年に発売されたDidital Sanpler Delay・DSD-3なんですが

これまたですね、BOSS ディレイエフェクター界長寿人気の「DD-3」が同年86年に発売されDSD-3は撃沈。。。

サンプラー機能が付いていて斬新的ではありましたが、当時はあまりウケなかったようですね~

ちなみにサンプリング出来るのは0.8秒ですwww

80年代中頃はアナログからデジタルへの変換期。

音楽は大きく変わろうとしていました。

アナログ盤のレコードからCDへ。

そんな時代の境目で消えていった名機。

この頃は音も凄く両極端でめっちゃ面白いです。

DM-3は「とにかくアナログらしく!」

そしてDSD-3は「これぞデジタルディレイだ!」と両機の主張が半端ないバチバチの戦いです。

是非是非音をお聴きください。

このアナログとデジタルのディレイの音差を頭にいれておくとマルチエフェクターでの音作りなんかにも必ず役にたつと思います。

カテゴリー: エフェクター